ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 助動詞「れる」「られる」の用法
助動詞とは、用言(動詞、形容詞、形容動詞)、体言(名詞)、
その他単語について、いろいろな意味をそえる単語を指します。
助動詞は付属語で活用があります。
付属語とは、それだけで一文節にはなれず、
必ず、自立語のあとにつくことで、
言葉としての役割を果たす単語のことです。
この助動詞の中から「れる」「られる」の
用法について考えてみたいと思います。
「れる」「られる」には、受け身、可能、自発、尊敬
の四つの意味があります。
受け身 他からの動作を受ける。
「とつぜん 犬に かまれる」
「先生に ほめられる」
可能 ~できるという意味になります。
「ぼく ひとりでも いかれる」
「やさしいから すぐに 答えられる」
自発 動作・作用が自然におこる。
「故郷のことが 思い出される」
「病気の 母が 案じられる」
尊敬 動作を敬った言い方にする。
このように、ふだん何気なく使っている
「れる」「られる」にも様々な用法があります。
この部分は、中学受験にも
頻繁に出題されている分野でもありますので、
意味、用法を正しく理解するようにしましょう。