ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第12回 文章を読み解く問題3 練習問題1 解説その4
問4にいきます。
選挙権を得られる条件は公民分野よりも歴史分野で出題されることが多いですが、
もう一度、きちんとまとめておきましょう。
1890年、第1回衆議院議員選挙のとき、選挙権を持つのは、
税金などを15円以上納める、満25歳以上の男子のみ
で、全人口の1.1%でした。
その後、2度ほど納税額の引き下げがあり、1925年に納税額の制限がなくなります。
満25歳以上の男子のみ
に選挙権が与えられました。
選挙権を持つ人は全人口の20%ほどになりました。
同じ年に制定されたのが治安維持法で、社会主義運動を取り締まるためでした。
そして、太平洋戦争後の1946年に、
満20歳以上の男女に
選挙権が与えられました。
年齢以外のことでみると、それまでは「男子のみ」であったのが、「男女」に
変わっていますね。この点が問4で聞かれています。
正解例 ⇒ 女性にも選挙権が与えられたこと。(16文字)
次回の選挙(2016年夏の参議院議員選挙)から、選挙権を持つ人の年齢が
満18歳に引き下げられました。
間違えないようにしましょう。