ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 短歌の形式

短歌は、「五音・七音・五音・七音・七音」の
五句三十一音からなる、定型詩のひとつです。
そして、この区切りで、最初の五音を初句、
次の七音を二句、そして、この順番で、
三句、四句、結句(五句)と続きます。
初句から、三句までを上の句といい、
四句と結句を下の句と言います。
また、この五句三十一音の定型以外に、
三十一音の定型よりも音数の多いことを字余り、
少ないことを字足らずと言います。
短歌には、意味や言葉のつながりの上から、
後の句に続いていかないで切れるところがある場合があります。
これは、普通の文章で考えるのであれば、
句点をつけるところになります。
短歌の意味をとらえるには、
句切れのところで二つに分けて考えると
分かりやすくなります。
以上が短歌を学習するにあたり、
基本的な部分になります。
特に、句切れがどこになるのかを正しく理解し、
作者の感動の中心がどこにあるのかを
しっかりととらえるようにしましょう。