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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第12回 文章を読み解く問題3 練習問題5 解説その3

最後の問6です。 
 
地方の財政について、「正しくない」ものを選びます。 
 
しつこいようですが、「正しくない」に線が引けていますか? 
 
こういった作業が本番に役立ちます。 
 
ア:住民が納める税だけで、都道府県や市町村が動いているわけではありませんが、 
 
財源(収入と考えてしまってOK)のひとつです。 
 
したがって、正しいことを述べています。 
 
こういう、正しいか正しくないかの判定がしにくいものは△にしておきましょう。 
 
イ:収入の格差をなくすために国から与えられるお金、つまり、 
 
地方交付税交付金のことを述べています。 
 
これは正しいです。 
 
ウ:公債とは、国や地方公共団体の借金のことです。 
 
「地方自治体による」とありますから、この場合は地方自治体のみの借金です。 
 
国債とは国の借金のことです。 
 
地方自治体の借金が国の借金よりも多い国が成り立つのでしょうか…? 
 
明らかにおかしいですね。 
 
エ:国の仕事を代行する代わりに国から支給されるお金、つまり、 
 
国庫支出金のことです。 
 
これは正しい記述です。 
 
したがって、正解はウになります。 
 
以上で練習問題5の解説を終わります。