中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 短歌俳句の文語的表現

現在、私たちが書いたり読んだりしている言葉を
 
「口語(こうご)」と言います。
 
そして、口語で書かれた文を「口語文」と言います。
 
これに対して、昔の人たちが使っていた言葉
 
(平安時代の言葉を基本にしてできた文章語)を
 
「文語」とか、「古語」とか言い、文語で書かれた文を
 
「文語文」または、「古文」と言います。
 
文語文の本格的な勉強は、中学生や高校生になってから、
 
「古典」の学習としてやるようになりますが、
 
現在でもわたしたちの身のまわりには、
 
文語詩、短歌、俳句、ことわざ、格言などのかたちで、
 
「文語文」あるいは「文語的表現」が数多く見られます。
 
(予習シリーズ5年下 第11回 短歌より)
 
中学受験の国語において、短歌や俳句を学ぶことは、
 
中学生以降に古典を学ぶ準備期間だと考えてください。
 
大切なことは、短歌や俳句などで、作者が伝えたいと思う
 
感動の中心がどこにあるかということです。
 
また、当時の人々が日ごろの生活の中で何を思い、
 
どのようなことを考えていたのかということに
 
思いを馳せてみましょう。
 
正しく内容を理解し、感動をとらえるためには、
 
現代の私たちとは違った生活様式の中で暮らす、
 
昔の人々の価値観を理解し、普遍的な真理について考えることが
 
何より重要になります。