ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 俳句ってなんだろう
中学受験の国語において、
覚えておかなくてはならない分野のひとつに
俳句があります。
俳句とは、「五音・七音・五音」の三句十七音からできる
短い定型の詩です。
そして、一番の約束事は、ひとつの句の中に、
季節を表す季語を必ずひとつ入れなくてはならない
ということです。
昔から日本は、四季の変化と共に豊かな自然がありました。
四季それぞれにおもむきのある美しさが見られる
日本の風景の中、これに対する様々な思いを
短い言葉でうたいあげたものが俳句です。
俳句は、江戸時代、俳人の松尾芭蕉によって
大成されました。
松尾芭蕉といえば、「奥の細道」という紀行文が有名ですね。
俳句を数える単位は「句」と呼ばれ、
一句、二句、三句…と数えます。
そして、俳句は、短い言葉で表現しますので、
表現をより効果的にすることで内容を豊かにし、
読者に感動を伝えるために「季語」以外にも
様々なきまりがあります。