ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第13回 入試直前対策1 練習問題5 解説その1
それでは、練習問題5の解説を始めます。
カードに書かれた人物に関する問題です。
人物や時代がわかりしだい、書き込んでいくようにしましょう。
問題に入る前に、カードに書かれた人物が誰なのか、確定させます。
ただ、問題から、人物が特定できる場合もありますので、パッと見て確定できる
ヒントがなければ、飛ばしておいてもかまいません。
まず、1のカードから。
「4人の娘を天皇や皇太子のきさきにして…」、「3人の天皇の祖父に…」
の2点から、藤原道長、藤原頼通のどちらかだとわかります。
カードの後半に
「晩年は宗教にひかれ、大きな寺院を…」
とあるので、藤原頼道の平等院鳳凰堂が思い浮かぶかもしれません。
しかし、このカードの人物を藤原頼通にしてしまうと、問8の答えが出せなくなります。
したがって、1のカードは藤原道長です。
問2でも、藤原道長と特定できますが、問8の和歌が決め手です。
続いて、2のカードです。
「王としてまじないによる政治を…」
とありますから、弥生時代の卑弥呼のことですね。