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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 敬語の種類 謙譲語

敬語には「尊敬語」「謙譲語(けんじょうご)」
 
「丁寧語(ていねいご)」の三つの種類があります。
 
謙譲語とは、話し手が、自分や、自分側の者の動作を
 
へりくだることによって、
 
間接的に相手を敬う場合に用いる敬語です。
 
ちなみに、へりくだるとは、他人を敬って
 
自分は控えめな態度をとるという意味です。
 
つまり、謙譲語とは、使う場合の主語が
 
自分や、自分の身内の時に使う敬語だと
 
覚えておきましょう。
 
例えば「私が言う」という文を謙譲語に直すと
 
特別な敬語動詞を使い「私が申す」となります。
 
また、「お」「ご」「~する」という表現も謙譲語にあたります。
 
例えば、「私が本をお読みする」「私がご説明する」が
 
そうですね。このあたりは、尊敬語と謙譲語に判断が難しく
 
感じると思いますが、主語が、自分か、自分の身内なのか、
 
または、敬う対象の人であるのかで判断するようにしましょう。
 
また、「あげる」「さしあげる」「いただく」を
 
補助動詞として使用するのも謙譲語です。
 
「本を読んでさしあげる」「説明していただく」
 
などがそうです。
 
また、自分や身内を示す名詞「わたくし」「せがれ」
 
「姉」「弟」「てまえども」というのも謙譲語です。
 
このように謙譲語は、様々な使い方があります。
 
正しい知識を身に付け、日常の生活で使えるように
 
心がけておきましょう。