ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 敬語を正しく使う
敬語には、「尊敬語」「謙譲語(けんじょうご)」
「丁寧語(ていねいご)」のみっつの種類がありあます。
この三つの違いを正しく理解し、
正しく使えるようになりましょう。
「わからないことがあれば、
私にうかがってください」
という文から考えてみましょう。
まずは、敬語にすべき動詞が誰の行為を示すのか
に注意しなくてはなりません。
この文で「うかがう」というのは相手の行為です。
だから、尊敬語を使わなくてはなりません。
正しくは、「わからないことがあれば、
私にお聞きください」となります。
また、「母が先生によろしくとおっしゃってました」
という文で考えてみると
「おっしゃる」というのは身内の行為になりますので
この場合は、謙譲語を使わなくてはなりません。
正しくは、「母が先生によろしくと申しておりました」
というようになります。
このように尊敬語と謙譲語の区別は
慣れないうちは難しいものと感じますので、
普段から敬語を使う意識がなにより大切になります。