ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 手紙文
手紙文は筆者の考えや感想をつづった随筆文と似ていて、
厳しい形式があるわけではありませんが、
前文、本文、末文、後付けという四つの区切りで
構成されているのが一般的です。
前文には、「頭語」(拝啓、前略などですね)
「時候のあいさつ」「安否のあいさつ」などが入ります。
本文には、多くの場合、「用件」が書かれていますね。
これは、目的やお願いなどが書かれています。
末文には、「終わりのあいさつ」「結語」が入ります。
結語とは、「敬具」「草々」「不一(ふいつ)」などの結びの言葉です。
頭語と結語とは、対応関係があります。
例えば、頭語が「拝啓」の場合は、
結語は「敬具」になります。
また、頭語が「前略」であれば、
結語は、「草々」「不一」のように対応させて使います。
この組み合わせを間違えないようにしましょう。
また、後付けには、日付、差出人の氏名、受取人の氏名、
そして付記事項などを書きます。
このような形式を正しく覚え、
知識を生かせるようにしましょう。