ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 竹取物語
平安時代の文学史として最も有名なのが、
「竹取物語」ですね。いわゆる「かぐや姫」
とも言われている作品です。
この作品は平安時代の末期に成立されました。
作者不明の作品と言われています。
そして、仮名で書かれた日本最古の物語としても有名です。
みなさんも知っているとおり、
月の都から来た、かぐや姫の物語です。
現在の私たちが考えてみても、
月をテーマにした壮大なファンタジーとして
とらえられるSF的なイメージを持つ人も多いでしょう。
このように、古来の日本人も、
月に対して神秘的なイメージを持ち、
様々な思いを馳せていたことでしょう。
「月にはうさぎが住み、もちをついている」
といった古来の人々の考えからも、
「竹取物語」が多くの人に愛され
受け継がれてきた理由がわかるいような気がします。
このような昔の日本人がどのようなことを考え、
生活していたのかを想像しながら、
「竹取物語」を読んでみるのもいいでしょう。