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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 鎌倉時代の文学史

鎌倉時代の文学史について学んでいきましょう。
 
鎌倉時代の文学史といえば、
 
兼好法師(吉田兼好)の書いた随筆文、
 
徒然草(つれづれぐさ)が有名ですね。
 
この作品は、一三三一年ごろに成立されています。
 
時代をたどっていくと、一二〇五年に、
 
後鳥羽上皇の命により、藤原定家らによって作られた
 
勅撰和歌集、新古今和歌集が成立しています。
 
定家は、小倉百人一首の撰者とも言われていますね。
 
そして、一二一三年には、鎌倉幕府段三代将軍源実朝の歌集、
 
金槐和歌集が成立されています。
 
また、平家物語も、この鎌倉時代、十三世紀前半に成立しています。
 
平家物語の作者は不明です。
 
この物語は、平家の台頭と栄華、源氏との戦い、
 
そして没落までを描く壮大な内容になっています。
 
平家物語に合わせて琵琶法師が、
 
琵琶の伴奏により語ったものを「平曲」と言います。
 
このような鎌倉時代の文学史の知識を正しく覚えましょう。