ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 江戸時代の文学史➀ 浮世草子
浮世草子とは、上方、つまり、現在の京都、大阪を
中心に流行した小説のジャンルです。
当時の町人の生活や風俗をいきいきと描いた作風は
多くの人に支持されました。
この浮世草子を得意とする作家の中で
多くの人に支持されたのが井原西鶴です。
井原西鶴は、「好色一代男」「好色五人女」
「日本永代蔵」「世間胸算用」などの作品を残し、
現在まで、この作風は多くの作家に受け継がれています。
江戸時代はそれまで上流階級のみで親しまれていた文学が、
町民をはじめとする幅広い身分の人たちに広まった時代といえます。