ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 要約する力を養う
今日は、中学受験の国語において、最も重要な要約について考えてみたいと思います。
スマートフォンなどの影響により、若者の活字離れの深刻な社会問題化しているせいか、、
作文が苦手という生徒も多いようです。
中学受験を志すほとんどの生徒が、普段から活字に親しんでないせいか、
苦手意識から抜けられないようです。
着眼点もよく、自分を客観的に見つめる力も兼ね備えているに、
自分の溢れる気持ちを整理するのがうまくいかず、
規定の文字数にまとまりません。
とても、もったいなく思います。
「気持ちを整理する」つまり、国語的観点からすれば、「要約」ということになります。
この力を養うのに最も効果的なのは、新聞の一面にある「編集後記」
(朝日新聞なら、「天声人語」ですね)を毎日読む事だと思います。
短い文章の中に記者の溢れる思いと、客観的に事実を見つめる鋭い視線が、
見事に集約されています。これをゆっくり音読することによって、
贅肉を削ぎ落とした文章の美しさを堪能できれば、それはおのずと、
自分の書く文章にも表れてきます。
また、国語の記述問題、特に、難関校の定番である「○字以内で説明しなさい」
という問題の対策にもなります。
しっかり、書かれている内容を踏まえ、要点を整理して記述する。
この練習を繰り返すことにより、必ず国語の成績はアップします。