ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第3回 合不合判定テスト 大問4 解説その1
それでは、第3回合不合判定テストの大問4の解説を始めます。
明治時代から昭和時代前半にかけての近代史をさまざまな文章や資料から
考える総合問題です。
まず問1から。
空らん穴うめの問題です。
空らんAは空らんの後ろに、
「6歳以上の男女に教育を受けさせる」
と出ていますから、学制(がくせい)が入ります。
空らんBは空らんの後ろに、
「20歳以上の男子が兵役の義務を負う」
と出ていますから、徴兵が入ります。
空らん直前の「1873年」と空らん直後の「令」の字から
導くこともできます。
続いて、問2です。
ア:資料を見ますと、グラフが上がったり、下がったりしています。
したがって、前年を下回ったことがありますから、誤り。
イ:教育勅語が発布され、第1回帝国議会が開かれたのは1890年です。
グラフをたどってみると、男子と女子の差は40%もありません。
したがって、イも誤り。
ウ:日英同盟が結ばれたのは1902年です。
女子の就学率が男子の就学率を上回っている年はありませんので、
ウも誤りです。
したがって、エが正解になります。
日本が関税自主権を回復したのは1911年です。