ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第3回 合不合判定テスト 大問4 解説その2
問3にいきます。
一見すると難問ですが、問題にヒントが隠されています。
「理由についてグラフから読み取れることを※の時期に起こった戦争の名を使って…」
とありますね。
ようするに、※の時期を見て判断しなさい、というわけです。
1914年から1919年までの戦争といえば…?
そう、第1次大戦ですね。
第1次大戦の主戦場はヨーロッパです。
ヨーロッパの国々は全てを戦争につぎ込んでいます。
他の国にモノを輸出している場合ではありません。
今までヨーロッパからモノを買っていた国はどうするか?
別の国に発注するしかないですね。
戦争の影響があまりない工業国、すなわち、アメリカや日本です。
第一次大戦中の日本は空前の好景気に沸きます。
これらを踏まえて、グラフを見ましょう。
※の時期に、イ(実線)のほうがア(点線)よりも上にありますね。
したがって、日本の輸出額を表すグラフはイとなります。
理由を書く場合に、「第1次(世界)大戦」を入れること、「から」で
文を終わらせることをお忘れなく。
解答例:第1次大戦中に、輸出が輸入を上回ったから。(21字)
記号と理由が両方合っていて得点です。