ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 江戸時代の文学史➁ 奥の細道
奥の細道は、一七〇二年に刊行された
俳人・松尾芭蕉の紀行文です。
一六八九年、松尾芭蕉が江戸から、奥羽、北陸を経て、
美濃国大垣までの旅で作った俳句を収めた紀行文として、
多くの人に愛され、現在でも幅広く読まれています。
この「奥の細道」は、芭蕉の著作の中でも最も有名な
「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」
という序文で始まります。
松尾芭蕉は、江戸時代前期、元禄文化の俳人として、
芸術性の高い俳句を次々に発表。
ちなみに、この俳句という呼び方は、
明治時代の正岡子規が、
俳諧革新運動において使用したことから、
一般化されたと言われています。