ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 江戸時代の文学史⑤ 東海道中膝栗毛
「新花摘(しんはなつみ)」は、一七九七年に刊行された、
与謝野蕪村による俳諧句文集です。
亡母追善のために一七七七年の夏に得た句を集め、
回想記などもまとめた内容になっています。
蕪村は天明期(一七八一年~一七八九年)に高まった、
芭蕉の排風を復興しようという運動の中心的存在でもありました。
死後には、「蕪村七部集」が編まれています。
また、「東海道中膝栗毛」は、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)
が書いた物語です。
一八〇二年に刊行されました。
弥次さん、喜多さんが失敗を繰り返しながら東海道を旅する
このお話は、時代を超えて多くの人に愛されています。
「南総里見八犬伝」は、滝沢馬琴(たきざわばきん)作。
八犬士が安房の国里見家再興のために活躍する
長編伝記小説です。
この作品は現在でも、映画化されたりなど、
多くの人に愛され受け継がれています。
「おらが春」は一八九一年に成立された、
俳人・小林一茶の随筆俳句集です。