ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 慣用句って何だろう
中学受験における国語の知識問題として、
必ず覚えておかなくてはならないのが慣用句です。
慣用句とは、二つ以上の言葉が結びついて、
特別な意味を表すようになった言葉です。
例えば、「頭がいたい」という慣用句は、
頭痛の意味の頭がいたいではなく、
うまくいかないことがあって、悩む様子を示します。
「山のような宿題に頭がいたい」
などというように使いますね。
また、「口がかたい」という慣用句は、
やたらと人にしゃべらないという意味になります。
「あの人は口がかたいので、何を話しても大丈夫だ」
と使います。
このように慣用句は、体の一部を用いたものが多くあります。
もし、聞いたことのない慣用句でも、
どのような状態を示すのか、想像して考えてみましょう。
すると、答えに結びつく可能性もあります。
また、慣用句を数多く覚えることにより、
それらの言葉が登場する文章の内容を
より正確に理解することが出来ます。