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平安時代その5 平清盛と源平合戦

今回は平氏政権(平清盛の政治)です。
 
前回の最後に平清盛と源義朝の対立が深まっていったとお話ししました。
 
この対立が戦乱に発展します。
 
<1159年>平治の乱です。
 
前回の保元の乱と同様、上皇と天皇の対立(親子ゲンカでしたね)がきっかけなのですが、
 
メインは平清盛と源義朝の戦いだと考えてください。(^・^)b
 
結果、平清盛が勝利し、さらに勢力を増していきます。
 
<1167年>平清盛は武士として初めて太政大臣に任命されます。 
 
↑初めてシリーズです‼ 
 
平清盛の政治は摂関政治と同じです。
 
つまり、娘を天皇の妃にして、
 
生まれた男の子を天皇にさせ外祖父として政治の実権を握ります。
 
※この時、天皇になったのが安徳天皇で、なんと、2歳‼ 
 
藤原氏の時と同じで、平氏が高位高官を独占します。
 
中には「平氏でなければ、人間ではない」と発言する者まで出てくる始末。
 
当然、平氏に対する不満が高まります。
 
そこで、源氏が平時打倒に立ち上がります。
 
源頼朝・義経と源義仲です。主な合戦は・・・
 
 
1.富士川の戦い(静岡県) 
2.一の谷の戦い(兵庫県) 
3.屋島の戦い(香川県) 
4.壇ノ浦の戦い(山口県)
 
の4つです。
 
 
最後の「壇ノ浦の戦い」は場所も含めて絶対に覚えてください。
 
平氏が滅亡します。
 
最後に、平清盛が行った貿易がよく出題されるのでまとめておきましょう。
 
 
名前 :日宋貿易
相手 :宋(当時の中国)
輸入品:宋銭(宋のお金)
輸出品:銅・日本刀など
港   :大輪(おおわ)田(だの)泊(とまり)(現在の神戸港)
 
 
覚えるまで何度も動画を見直してくださいね。
 
それでは、合格目指して頑張ろう‼