ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 詩の表現技法①
詩は短い文章のなかで、作者の感動を具体的に伝えるために、
様々な表現技法が用いられています。
中学受験の国語において詩を出題する学校では、
この表現技法についての問題が必ず出題さますので、
正しく理解するようにしましょう。
比喩法
実際にあることがらの形や動きや様子を別のものの形や動き、
様子にたとえる、表現方法。具体的で、生き生きとした印象を与えます。
直喩
「りんごのような頬」のように「~のような」
「~みたいだ」のように表現します。
隠喩
「頬はりんごだ」「りんごの頬」のように直喩と違い
「~ような」を省いた比喩の表現方法です。
実際にあることがらを別のものと直接結びつけます。
直喩よりも、より強い印象を与える効果があります。
擬人法
「泣き出しそうな空」のように、
人間でないものの動きや様子を、
人間の動作や様子にたとえる表現法。
身近な存在に感じさせ、生き生きとした印象を与えます。