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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第11回短歌 基本問題ポイント

本文のポイント
 
・短歌の形式
 
短歌は「五音・七音・五音・七音・七音」の五句三十一音で作られる定型詩です。
 
・句切れ
 
短歌においては、意味や場面の変化、言葉のつながりの上から、
 
二つの文に分けて考えます。この文の切れ目を「句切れ」と言います。
 
作者が伝えたい真意をとらえるときに「句切れ」の部分で分けると、
 
より分かりやすくなります。
 
句切れの種類には、はじめの五音で切れる「初句切れ」から、
 
「二句切れ」「三句切れ」「四句切れ」
 
そして、「句切れなし」の五種類があります。

・短歌の表現技法
 
詩と同じく、短歌にも、表現を際立たせるために、様々な表現技法が用いられます。
 
詩の部分で学習した表現技法を思い出しましょう。

・よく使われる表現技法
 
「比喩」「擬人法」「倒置法」「体言止め」「反復法」「対句法」
 
・枕詞(まくらことば)
 
いつも決まった言葉の上につく修飾語で、特定の意味は持ちません。
 
短歌のリズムを整える役割を果たします。
 
・よく使われる枕詞
 
「たらちね」→「母」「親」などの上につきます。
 
「ひさかたの」→「光」「天」「空」などの上につきます。
 
「ぬばたまの」→「夜」「黒」「髪」などの上につきます。
 
・作者の感動をとらえる
 
感動を表す「けり」「かな」「かも」に注目します。
 
この部分は作者が一番伝えたい情景になります。