ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第18回物語文 基本問題ポイント
出典 田宮虎彦 (童話)
本文のポイント
心から慕う母の死に直面し、少年はなにを思ったか。
幼さゆえに「死」を現実のものとしてとらえることが出来ない少年は
「母のいるあの世に行ってみたく」なります。
そして、思わぬ行動へと出てしまいます。
人が「死」を現実のものとしてとらえることができるのは、
いくつぐらいからなのでしょうか。
登場人物の言動や情景描写を整理しながら、
揺れ動く少年の心情をしっかりと読み取っていきましょう。
また、母の死という経験を通じて、少年の心情は
どのように変化していくのでしょうか。
母のどのような言葉が、少年の行動にどのように影響していくのか
原因と結果で正しくとらえるようにしましょう。
そして、少年の心情を具体的に詳しく記述するために
どの部分のキーワードを抜き出していけばいいのか
しっかりと考えるようにしましょう。
このような物語は多くの中学受験生において、
おそらく読みなれないものであります。
しかし、自分の生活環境とはかけ離れた
少年の心情について、客観的な視点を持って理解することは
国語の成績アップには欠かせないポイントでもあります。