ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 物語文の心情表現
中学受験の国語において、
物語文で登場人物の心情をとらえることが
何より重要になります。
心情とは気持ちのことです。
物語文を読むときは、登場人物の気持ちを置き換え、
自分だったらこんなときどう思うだろう。
こんなことを言われたらどんな気持ちになるだろう。
自分がこんな言葉を言うときは、どんな気持ちの時だろう。
などと、その人物になったつもりで気持ちを考えることです。
そして、「うれしい」「悲しい」「頭にきた」など、
気持ちを直接表現した言葉に注目しましょう。
また、人物ではなく、場面の様子を表した言葉や、
天気の変化、周囲の状況などからも
人物の気持ちを読み取ることができます。
これを情景描写といいます。
この情景描写に注目して、人物の気持ちが
どのような原因で変化し、
どのようになったのかを正しくとらえるようにしましょう。