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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第2回説明文 基本問題ポイント

出典 小野有五「ヒマラヤで考えたこと」
 
本文のポイント
 
「科学と文明」が今回のテーマです。
 
科学と文明は密接にかかわり合い、
 
私たちの生活を豊かにしてきました。
 
文明とは、「人間の知識や知恵が進んで世の中が開け、
 
精神的・物質的に生活が豊かになった状態。」を示します。
 
例えば、文字を持ち、人と人との間のコミュニケーションの手段となります。
 
また、鉄道が整備されるといった、インフラが整えられたことで都市化が進み、
 
経済的な豊かさを実現した状態です。
 
このように現代文明は科学技術の発展に伴い進化してゆくのです。
 
筆者はヒマラヤにあるランタン谷に住む人たちの生活を見ることや、
 
日本とは全く違った状況に置かれたこの場所での自分たちの行動から、
 
科学に対する考え方が変わりました。
 
これは、二〇世紀型の科学から二一世紀の科学に
 
変わらなければいけないというものです。
 
筆者はランタン谷に何を考え、何をしたのか。
 
ランタン谷に住む人たちは、どのような考え方を持ち、
 
どんな生活をしているのか。
 
これらのことから、科学についての考え方がどのように変化したのか、
 
筆者の主張をしっかりと読み取りましょう。