ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第12回随筆文 基本問題ポイント

出典 向田邦子「お辞儀」(『父の詫び状』より)
本文のポイント
テレビドラマの脚本家として活躍し、
小説家としても著名な筆者は、
毎日の生活の中で感じ取った
身近な話題を取り上げた随筆を数多く残しました。
また、自らの人生を振り返り、
家族、両親について記した文章も数多くあります。
この随筆文は、筆者が両親の「お辞儀」を見て、
何を感じ、何を思ったのか。
「親のお辞儀をする姿を見るのは
複雑な気持ちがするものだ。」
という筆者の思いをしっかりと感じ取りましょう。
また、この文章は、前半は「母のお辞儀」について、
後半は「父のお辞儀」について、
そして、最後に、それぞれのお辞儀について、
現在の筆者はどのような面持ちでいるのか
という構成で成り立っています。
筆者の当時の心境と、現在の心境が
どのように変化していったのか、
文章の構成を正しく理解して、
感じ取るようにしましょう。