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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第4回 合不合判定テスト 大問4 解説その2

問3です。 
 
「守護大名である大内氏の本拠地」、「雪舟もここに住まいをかまえる」 
 
あたりがヒントでしょうか。 
 
正解は山口です。 
 
室町時代に成長した守護大名や、応仁の乱で京都から逃れた公家によって、 
 
幕府の置かれた京都を模した町が各地に作られました。 
 
これらの町は「小京都」と呼ばれるようになり、大内氏の城下町である山口は 
 
その代表的な例です。 
 
 
 
問4にいきます。 
 
下線③の制度、つまり、朱印船貿易が1635年に終わったきっかけとなった 
 
命令の内容を25字以内で答えます。 
 
鎖国が完成するまでの流れがきちんと押さえられているかが問われています。 
 
江戸幕府は1633年から1639年まで5回にわたって鎖国令を出しています。 
 
1635年に出された鎖国令では、 
 
①中国(清)・オランダの来航地を長崎の出島に限定する 
 
②日本人の海外への渡航や帰国を禁止する  
 
といったことが定められました。 
 
この2つのうちどちらか。 
 
朱印船貿易は、日本から東南アジアへ出かけて貿易を行いました。 
 
それが終わってしまったのですから、②の理由からでしょう。 
 
正解例:日本人の海外への渡航や帰国を禁止すること。 
 
となります。