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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第3回基本問題 問三解説

予習シリーズ5年上第3回物語文、
 
基本問題の解説を引き続き行います。
 
【問三】
 
傍線②には「あかるい光」という表現があります。
 
この部分から、今のゆううつな気持ちを解消する方法を
 
幸枝は思いついたということがわかります。
 
23行目に「そうだわ、わたしも、むかえにいこう。」とありますので、
 
父をむかえにいくことにより、仲直りできるかもしれない、
 
このアイディアが幸枝にとってのあかるい光だということが読み取れます。
 
ひとつひとつの選択肢をじっくり読み、しぼり込みましょう。
 
ア 暗い印象の歩道と黄色いかさの対象が鮮やかに感じられた。 ×
 
イ 雨の中、父親を迎えに行く少年のやさしさに心打たれた。  ×
 
この場面での幸枝の頭の中は、お父さんと、
 
大げんかしたことばかりを考えているのが読み取れますので、
 
まずこの二つがあてはまらないことがわかります。
 
エ たとえ気まずくてもかさを持って迎えに行くべきだと思った。×
 
一瞬、正解のように思われますが、この選択肢の文の中には、
 
傍線②に書かれている「あかるい光」というものが、
 
なにひとつ読み取れません。
 
本文と選択肢をしっかり読み比べましょう。
 
ウ 父と仲直りするきっかけをつくれるかもしれないと思いついた。 ○
 
この「父と仲直りするきっかけ」が幸枝にとっての
 
「あかるい光」だということがわかります。
 
答え: ウ