ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第5回 合不合判定テスト 大問1 解説その1
それでは、第5回合不合判定テスト、大問1の解説を始めます。
京都やその周辺に関連の深いできごとをまとめた年表を使って、平安時代から
江戸時代までの歴史を確認する問題です。
3分から5分で解ききるのが目標です。
さっそく、問1からいきましょう。
空らんA・空らんBにあてはまる人物の組み合わせとして正しいものを選びます。
「漢字でそれぞれ書きなさい。」という問題でも答えられるように。
Aは比叡山延暦寺を建てた(正確にいうと、建てさせた)人物。
Bはその延暦寺を焼き討ちした人物。
ズバリいきましょう、正解はウになります。
比叡山延暦寺は、最澄が中国から伝えた天台宗の総本山です。
平安時代に浄土教(浄土信仰)を広めた源信や空也、鎌倉時代に新しい仏教を
開いた法然・栄西・道元・日蓮など、高名な僧は比叡山延暦寺で学んだ経験が
あり、日本の仏教界の中心的な役割を果たしてきました。
また、全国に多くの荘園を持ち、他の宗派などとの対立もあって、山内には
多くの武装した僧兵が養われていました。