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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第5回 合不合判定テスト 大問3 解説その3

問4にいきます。 
 
空らんFにあてはまることばを「漢字で」答えます。 
 
空らんの前に「税を納めなくてもよい権利」とありますから楽勝ですね。 
 
正解は「不輸(ふゆ)」です。 
 
もう一つ特権がありました。 
 
荘園に役人が立ち入ることを拒絶できるものです。 
 
不入(ふにゅう)の権でした。 
 
こういった特権を手に入れるために、地方の豪族たちは都の有力な寺社や貴族に 
 
荘園を寄進したのです。 
 
 
 
 
続いて問5です。 
 
12世紀の終わりごろ、日本がどこから銅銭を輸入していたかを「漢字1字で」 
 
答える問題です。 
 
「中国と答えても、点数はあげませんよ。」 
 
という出題者の意図が見えますね。 
 
問題に「12世紀の終わりごろ」とあります。 
 
12世紀とは何年から何年までのことですか? 
 
そう、1101年から1200年までのことです。 
 
日本の時代区分でいえば、平安時代から鎌倉時代にあたります。 
 
平安時代の終わりころにある方が、中国のある王朝と貿易を始めましたよね? 
 
はい、平清盛が宋(そう)という王朝と貿易を始めました。 
 
これを日宋貿易といいます。 
 
したがって、正解は 宋(そう)です。