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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第7回基本問題 問七解説

【問七】
 
段落ごとの役割をたどっていくと、
 
5段落の最後50行目から51行目に
 
「科学がいかなる役目を果たすべきか
 
考えることではないでしょうか」という
 
筆者の主張が書かれています。
 
説明文の場合、このような呼びかけの表現が
 
筆者の主張となります。
 
5段落目に筆者の主張がまとめられて、
 
6段落目からは環境問題を引き起こした
 
原因についての話題に変わっていることがわかります。
 
そして、傍線⑦「簡単で楽なやり方」が
 
「例えば」というかたちで7段落にくわしく書かれています。
 
ここでは「ふさわしくないもの」と問題にありますので、
 
ひとつひとつの選択肢を7段落の内容と照らし合わせていきましょう。
 
ア 工場の集中化 ふさわしい
 
55行目「工場(プラント)を集中化」とあります。
 
イ 巨大化した設備での大量生産 ふさわしい
 
56行目「巨大化した設備で大量生産」とあります。
 
エ 物質や人口の都市への集中 ふさわしい
 
59行目「それに合わせて輸送手段を集中し、
 
都市へ人を集める」と書かれていますので、
 
この選択肢も内容が合っていることがわかります。
 
ウ 自然の力の利用 ふさわしくない
 
52行目から53行目「環境問題を引き起こした原因の一つは、
 
現在の生産様式が自然の論理に合っていない」とあります。
 
つまり、自然の論理に合っていないものが、簡単で楽なやり方」
 
ということがわかります。
 
 
 
答え: ウ