ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第8回基本問題 問二解説

【問二】
傍線①の直後5行目にある
「一寸の虫にも五分の魂という言葉があるのを知っているかい」
に注目します。
そして、11行目から12行目
「どんなに小さくて弱いものにも、ちゃんと魂があるんだぞ。
バカにしてはいけないよ。」、
15行目から16行目
「この世に生をうけたものは、みんな、
とうとい心をもっている同じ仲間なんだよ」とあります。
みつばちに対しておびえた様子をみせたあすかに対する
このじいちゃんの言葉をヒントに選択肢をしぼりこみます。
イ あすかがはちを怖がるので仕事が進まず腹を立てていたから。 ×
この物語の中で、じいちゃんの仕事に関して
書かれている部分はありません。
また、じいちゃんとあすかのやりとりを読んでも、
まず、この選択肢があてはまらないことがわかります。
ア はちをやたらと怖がるあすかの意気地なさが情けなかったから。 ×
ウ おとなしいはちの習性を知らないあすかにあきれたから。 ×
じいちゃんのあすかに対する言葉から考えてみても、
「情けない」「あきれた」というマイナスの感情は読み取れません。
エ はちを怖がる一方のあすかをたしなめようと思ったから。 ○
「たしなめる」とは「穏やかに注意する」という意味です。
11行目から12行目、15行目から16行目の
じいちゃんの言葉からもこの様子が読み取れます。
答え: エ