ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第8回基本問題 問四解説

【問四】
傍線③の直後、13行目から14行目
「あすかの悲しみとじいちゃんのことばがぶつかって、
どきんと胸がなった」とあります。
つまり、じいちゃんのこの言葉をきっかけに
あすかの心情がマイナスからプラスへ
変化していくことがわかります。
これをもとに選択肢をしぼりこみます。
ウ 自分が「弱くて小さなもの」だと感じ、悲しくなったから。 ×
エ じいちゃんの言葉にあすかの心が強く反発しまから。 ×
文章全体から読み取れるあすかの心情の変化から考えてみても、
この二つの選択肢は、
マイナス感情しか書かれていないので違うことがわかります。
ア 「一寸の虫にも五分の魂」の意味が意外な内容だったから。 ×
傍線③の直後の14行目、「どきんと胸がなった」からもわかるように、
じいちゃんの言葉が自分の考えていたものと違って
意外な内容であったというだけで
気持ちの動揺があるとは考えられません。
また、これをきっかけに心情の変化があるとも考えられません。
イ あすかの心にじいちゃんの言葉が強く響いて驚いたから。 ○
このじいちゃんの言葉をきっかけに
あすかの心の傷が癒されていくと考えると最も適切と思われます。
答え: イ