ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第9回基本問題 問六解説

【問六】
81行目にある信夫の言葉「どんなことがあっても集まるって約束したのにな」から、
信夫は約束を守らなかったほかの級友を責めていることがわかります。
つまり、信夫は約束を守ったことに対しておとうさまに言われてきたのではなく、
自分で約束を守ったという気持ちになって誇りに思っていることがわかります。
イ 約束という言葉の重さがわかった。 ×
約束の重さについては、71行目から72行目「「約束」という言葉の持つ・・・
信夫にもわかったような気がした。」の部分で
すでに信夫は理解していることがわかります。
ウ 自分は常に正しく行動してきた。 ×
この部分では、夜学校に集まるという約束について
書かれているものなので、適切でないことがわかります。
エ だれよりも自分がえらくなった。×
確かに、信夫は自分を誇りに思っていますが、
85行目「信夫は吉川をほんとうにえらいと思った」
とありますので、だれよりもえらいとは思っていないことがわかります。
ア 自分は約束を守ってここにきた。 ○
78行目「みんな、こないじゃないか」、
81行目「どんなことがあっても集まるって約束したのにな」
という二つの信夫の言葉からも、
自分だけは約束を守ったぞという信夫の主張を読み取ることができます。
答え: ア