ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第5回 合不合判定テスト 大問4 解説その6

続いて問4です。
4つの資料と選択肢を照らし合わせながら分の内容が正しいか正しくないかを
判別していかなければいけませんので、他の問題よりも時間がかかります。
この解説ではすべての選択肢を吟味しますが、実際にテストを受けている場では
正解が見つかったら、次の問題へ進んでください。
問題は、「明らかな誤りをふくむもの」を選びます。
パッとみて正しいか正しくないかが判定できないときは、その選択肢に△
マークをつけておいてほかの選択肢に移ってください。
それでは、選択肢を見てみましょう。
ア:資料Ⅱから、「近年も~国内にあり、」という部分は正しいとわかります。
しかし、残りの部分は判定しにくいので、とりあえず△にしておきます。
イ:資料Ⅰから判定します。
中国が世界一の石炭産出国であることは、知識として覚えておいてください。
埋蔵量について、資料Ⅰの「可採年数」は、
「埋蔵量を2009年の産出量で割って算出」
と資料Ⅰの下にあります。
ということは、
産出量 × 可採年数
を計算すれば、埋蔵量が求められますね。
おおよその計算でかまいません。
計算すると、埋蔵量は中国が約620億トン、インドが約560億トン、
アメリカが約1085億トンとなり、イが明らかな誤りだとわかります。