ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第12回基本問題 問一解説
![](http://www.njlabo.com/wp-content/themes/noa/common/img/img_nomovie.jpg)
【問一】
それぞれの空欄前後の文章を読み比べます。
(1)の前後は「こわいもの」「おばけ」と似た表現になっています。
つまり、「こわいもの」の具体例のひとつとして
「おばけ」が挙げられていることがわかります。
このことから(1)にはイ「たとえば」が適切であることがわかります。
(2)の空欄は段落の冒頭にあります。
(3)以前の3行目から16行目までは
「こわさ」と「おどろき」の違いについての説明があり、
(3)以後には「おどろき」が静まったときの感情について書かれています。
つまり、ここで話題が変わっていますので、
転換の接続語エ「ところで」が適切であることがわかります。
(3)の前後を読み比べます。
直前には「逃げるのは、ひきょうなことのように思われやすい」と書かれ、
直後には「逃げるというのは、もっともたいせつな、もっとも有効な手段なのだ」
とあります。「逃げる」ということに対し異なった内容が続いているので、
逆接の接続語ア「しかし」が適切であることがわかります。
(4)の直後、79行目から80行目に
「人間は道具も武器も持たない状態では、
けっしてほかの動物とくらべて強くはないのだから」とあります。
この部分が全段落のどの部分と比べられているのか考えます。
すると、70行目から76行目
「逃げることが動物の最大の武器であること・・・最大の武器なのだ」
とあります。つまり、逃げることは動物にとって最大の武器であり、
それに加え、人間は、けっして他の動物と加えて強くはない
と言い換えられますので、ここでは、
添加の接続語ウ「しかも」が適切であることがわかります。
答え: 1 イ 2 エ 3 ア 4 ウ