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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第12回基本問題 問四 問五解説

【問四】
 
47行目から48行目「逃げだしたい衝動を起こすものが、
 
こわいという感情だといってもよい」とあります。
 
このことから、逃げたいという衝動の強さは
 
「こわさ」の度に比例していることがわかります。
 
答え: こわさ
 
【問五】
 

 
指示語の抜き出し問題です。じっさいには何がむずかしいのか、
 
直前の文章をたどっていきます。
 
51行目から52行目
 
「逃げるというのは、・・・もっとも有効な手段なのだ」とあります。
 
これに比べ52行目から54行目
 
「強くなり、たたかって勝って、自分の安全を守るのが」
 
じっさいにはむずかしいということがわかります。
 
 
答え: 強くなり、たたかって勝って、自分の安全を守る(こと)
 

 
1の答えにある「強くなり、たたかって勝って、自分の安全を守ること」
 
がむずかしいという理由を探します。
 
「強くな」ること、「それは願望というもの」(56行目)です。
 
その後に「しかし」という逆接の接続語が続いています。
 
「強くなり、たたかって勝って、自分の安全を守る」ためには、
 
「この地上で最高に強くならなければならない」(57行目)こととなり、
 
だからこそ、強くなることで自分の安全を守ることはむずかしいと言えるのです。
 
 
 
答え: この地上で最高に強くならねばならない(から)