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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第13回基本問題 問四解説

【問四】
 
傍線③の直前を読むと、
 
筆者は、父から届いた「一点一画おろそかにしない」文字で
 
表書きに「向田邦子殿」書かれた手紙を見て驚いたことがわかります。
 
7行目から10行目にあるように、
 
「つい四、五日前まで・・・どなり声やげんこつは日常のことであったから、
 
突然のかわりように」筆者は驚いたわけです。
 
表書きに「殿」という敬称を使い、
 
筆者を一人前の人間として扱っている手紙からは、
 
日ごろの父親の姿が想像もできないから驚いているのです。
 
 
 
答え: 四、五日前まで、私を呼び捨てにし、
 
どなり声やげんこつを浴びせていた父から、
 
表書きにていねいな文字で「向田邦子殿」と書かれた、
 
私を一人前の人間と認めているような手紙を突然もらったから。