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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第13回基本問題 問五1・2解説

【問五】
 

 
傍線④に「優しい父親の姿を見せたのは、この手紙の中だけである」とあります。
 
「優しい」という部分に注目し、この言葉が同じ意味として言い換えられている、
 
筆者の手紙の中の父親に対する感想の部分を抜き出します。
 
すると、22行目「日ごろ気恥ずかしくて演じられない父親を手紙の中でやってみた」
 
とあります。この「気恥ずかしくて演じられない父親」というのが、
 
18行目から19行目「威厳と愛情にあふれた非の打ちどころのない父親」
 
ということがわかります。
 
そして、この中の「愛情にあふれた」という部分が
 
傍線④にある「優しい」という部分が言い換えられていることがわかります。
 
 
答え: 威厳と愛情~のない父親


 
16行目から18行目「ふんどし一つで・・・母や子どもたちに手を上げる父の姿」
 
とあるように、普段とは違った優しい父の姿を
 
几帳面な手紙の中だけで演じている理由を探します。
 
すると、22行目に「日ごろ気恥ずかしくて演じられない父親」とあり、
 
20行目に「暴君であったが、反面てれ性であった父」とありますので、
 
ここに書かれている根拠を三十五字以内にまとめていけばいいでしょう。
 
また、理由を聞かれているので、「・・・から。」というかたちに文末を整えます。
 
 
答え: てれ性でもあり、日ごろは気恥ずかしくて家族に優しくふるまえないから。