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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第13回基本問題 問六2解説

【問六】
 

 
この随筆文を書かれた向田邦子さんは、直木賞作家であり、
 
テレビドラマの脚本などでも大活躍された方です。
 
この文章は、筆者が、自らの少女時代を振り返り、
 
父への愛情をテーマに二つの出来事について記されています。
 
前半は、少女時代の自分に送られてきた父からの手紙、
 
そして、後半は、
 
疎開先の妹と父とのはがきのやりとりについて
 
記した内容となっています。
 
文末に書かれているタイトルには「字のないはがき」
 
とありますので、この部分にも注目しましょう。
 
「父があて名を書き、妹が「文面」を書いた、あのはがき」
 
とはどのようなはがきなのでしょうか。
 
1の解説からも明らかなように、
 
妹がマル、バツを書いた文字のないはがきのことです。
 
このはがきを筆者は69行目で「あの字のないはがき」
 
と表現し、当時を振り返っています。
 
 
答え: 字のないはがき