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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第13回基本問題 問七解説

【問七】
 
妹が元気でなくなってしまった根拠を本文から読み取ります。
 
52行目「そのころ」とあり、53行目から55行目に
 
「(下の妹は)梅干しのたねをしやぶっていたが、
 
姉の姿を見るとたねをぺっと出して泣いたそうな。」と、
 
上の妹が下の妹に会いに行った様子が書かれています。
 
この部分から、妹の家族と離れていたさみしさと、
 
食べ物に困ってひもじい思いをしている様子がわかりますので、
 
これにあてはまる選択肢を選びましょう。
 
ア 百日ぜきにかかって、布団部屋で寝かされていたから。 ×
 
56行目から57行目「三月目に母が迎えに行ったとき、
 
百日ぜきをわずらっていた妹」とありますので、
 
傍線部⑥にあるバツにかわったときに
 
妹が百日ぜきにかかっていたとは考えられません。
 
イ 二日目からは赤飯やぼたもちが食べられなかったから。 ×
 
ウ 食べ物はあっても、家族をはなれてさみしかったから。 ×
 
イとウの選択肢にはそれぞれ、家族とはなれたさみしさ、
 
食べ物に困りひもじい思いをしていた様子の
 
それぞれひとつしか書かれていません。
 
エ 家族とはなれてさみしいうえ、ひもじい思いをしていたから。○
 
妹は、家族と離れたさみしさと食べ物に困りひもじい思いをしているから、
 
「小マルからついにバツに変わった」はがきを送ったのだから、
 
エが正しいことがわかります。
 
 
答え: エ