ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第16回基本問題 問一解説

【問一】
1
①登場人物、②時間、③場所という三つのポイントから
物語を整理します。
すると、前半は、1行目に「四人は、馬のいない川のほとりで
しばらく休んだ。」とあるように、
①登場人物はひさしと三人の将校であり、
③場所は川のほとりであることがわかります。
その後、③場所は15行目で「神社の境内」に移動しますが、
①登場人物がひさしと三人の将校であることは変わりません。
18行目にある「午前中」から②時間も読み取れます。
しかし、①登場人物は変わりませんが、
26行目には「陽に灼けた顔でひさしが帰って来たのは、
もう夕方だった。」とあり、
②時間と③場所が大きく変化していることがわかります。
答え: 26行目
2
場面や情景の読み取りには、時や場所を表す言葉以外にも、
その季節を象徴する、
植物、動物、旬の食べ物についての描写、
気候を表す表現にも注意しましょう。
すると、15行目「葉桜のさかりであった。」、
26行目「陽に灼けた顔」という表現から
季節が夏であることを読み取れます。
答え: 葉桜のさかり 陽に灼けた顔