ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第6回 合不合判定テスト 大問2 解説その4

それでは、問8です。
一瞬、「1975年なんて、そんな昔のことまで…」となりますが、
最初のグラフをよーく見てください。
「工業生産額の割合の移り変わり」というグラフに1975年が出ています。
このグラフの重化学工業の割合の和を求めればよいわけです。
重化学工業に含まれるのがどの項目かを間違えないでくださいね。
重化学工業は金属工業、機械工業、化学工業です。
したがって、17.1+29.8+14.1=61.0
となりますから、正解はイになります。
最後の問9です。
グラフと選択肢をしっかりと吟味しましょう。
ア:1955年、1975年、2010年の農業生産額を比較しますと、
1955年から1975年は増加していますが、1975年から2010年では
減少しています。
したがって、「増加し続けている。」は誤りとなります。
イ:1955年の工業生産額は約7兆円、2010年は約291兆円です。
40倍以上になっていますね。
ですから、イも誤りです。
ウ:割合の計算に時間がかかりそうなので、後回しにしましょう。
エ:1955年の工業生産額は約7兆円です。
1975年の農業生産額は約9兆円ですから、明らかに誤りですね。
したがって、正解はウとなります。
時間がかかりそうなものは、後回しにする。
これが、サクサク解いていくコツです。
以上で、第6回合不合判定テスト、大問2の解説を終わります。