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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第17回基本問題 問四解説

【問四】
 
16行目から18行目に「「ああ、京ちゃん、そうしておくれよ。
 
おらあ、そうなると、どんなに助かるかしれねえんだ。」
 
彼は、すぐそういいたかった。
 
が、彼の舌はそう軽く動かなかった。とあります。
 
吾一は京造の言葉に「耳を疑い」ながらも、
 
その申し出を受け入れたいという気持ちになっています。
 
そして、「彼の舌はそう軽く動かなかった」とあることから
 
京造の言葉に対して吾一の気持ちが揺れていることがわかります。
 
21行目から24行目に
 
「彼には京造のことばが、あわれんでいっているのか、
 
親切でいってくれてるのか、よく、のみこめなかった。
 
親切ならうれしいが、見さげられているのだと、
 
あわれまれているのだと、がまんできなかった」と、
 
その揺れている気持ちが表現されています。
 
 
答え: 京造のことばが、あわれんでいっているのか、
 
親切でいってくれているのか、よくわからなかったから。