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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第6回 合不合判定テスト 大問3 解説その4

続いて問5です。 
 
下線②~⑤について「正しくないもの」を選びます。 
 
選択肢を見てみましょう。 
 
ア:前半部分の朝鮮と国交があった点は正しいですが、後半部分は判定不能です。 
 
△にしてほかの選択肢を吟味しましょう。 
 
イ:下線③がある「う」の文は足利義満についてでしたね。 
 
15世紀の初め、足利義満は中国の明と正式な国交を開き、遣明船を送って 
 
勘合貿易を始めました。 
 
ポルトガル人が種子島に鉄砲を伝えたのは1543年で、最後の遣明船が 
 
送られたころです。 
 
また、鉄砲の輸入を独占して勢力を強めたのは、江戸幕府です。 
 
ということで、イは正しくないですね。 
 
確認しますと、ウとエはともに正しいです。 
 
したがって、正解はイです。 
 
アの選択肢は正しいものだということがわかりますね。 
 
しかし、後半部分は知らなくてもよい知識ですから、気になさらずに。 
 
西洋の学問を学ぶのが蘭学(らんがく)でした。 
 
では、これも江戸時代に生まれ発達した、日本の古典を学ぶのは…? 
 
はい、国学でしたね。 
 
誰が学問として発達させた…? 
 
そう、本居宣長(もとおりのりなが)でした。