ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第6回 合不合判定テスト 大問3 解説その5

問6です。
まず、波線A~Cの幕府がそれぞれ、どの幕府か特定しましょう。
波線Aが鎌倉幕府、Bが室町幕府、Cが江戸幕府です。
順番どおりですが、問題の余白に
A=鎌倉、B=室町、C=江戸
と書いておきましょう。
3つの幕府について「正しいもの」を選びます。
ア:鎌倉(神奈川県)よりも江戸(東京都)の方が北にありますね。
したがって、アは誤りです。
イ:3つの幕府のうち、貨幣を発行していたのは江戸幕府だけです。
鎌倉時代も室町時代も中国の銅銭を貨幣として使用していました。
したがって、イも誤りなのですが、パッと判定できなければ、
△にしてウやエを見てしまいましょう。
ウ:大まかでかまいませんから、それぞれの幕府が何年続いたか計算しましょう。
鎌倉幕府は約140年間、室町幕府は約240年間、江戸幕府は約270年間
続きます。
エ:室町幕府を滅ぼしたのは織田信長ですが、江戸幕府を開いたのは徳川家康です。
したがって、エは誤りです。
以上から、正解はウとなります。