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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 有名校対策 第6回 合不合判定テスト 大問4 解説その3

続いて問4ですが、時間がかかりそうなので、後回しにします。 
 
それでは問5です。 
 
下線⑤の消費税に最も関係の深い国の役所は…? 
 
お金が絡むことですから、ウの財務省ですね。 
 
また、下線⑥の近隣諸国との交渉と最も関係の深い国の役所は…? 
 
エの外務省です。 
 
両方合っていて得点です。 
 
 
 
 
問6にすすみましょう。 
 
まず、日本の紙幣(お札)を発行している機関の名は…? 
 
はい、日本銀行です。 
 
日本銀行は、 
 
①日本で唯一の発券銀行 ⇒ 紙幣を発行しているのはここだけです。 
 
②銀行の銀行 ⇒ 民間の銀行とだけ取引する。 
 
③政府の銀行 ⇒ 政府の資金を預かったり、政府に代わって支払ったりする。 
 
という、身の回りにある銀行とはかなり異なったはたらきをします。 
 
空らんaとbに入ることばの組み合わせを考えましょう。 
 
空らんの前に「大量のお金を世の中に出回るようにする」とあります。 
 
世の中にお金がたくさんあると、多くの人が「モノを買おう」と考えます。 
 
多くの人が買いたがると、モノの値段はどうなるでしょう? 
 
だんだん高くなっていきます。 
 
ということは、空らんaには「上」が入ることがわかります。 
 
選択肢がウかエにしぼれました。 
 
物価が上がると、インフレになるか、デフレになるか…? 
 
物価が上がり続けて貨幣の価値が下がっていく現象がインフレですから、 
 
物価が上がると、インフレの状態になりやすくなります。 
 
したがって、正解はエになります。 
 
記号と機関の名が両方合っていて得点です。