ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第18回基本問題 問八1解説

【問八】
1
傍線⑤「読書において、性急は惰性の別名にほかならない」
というエミイル・ファゲの言葉を言い換えるように、
この文章の最後、73行目から75行目に
「急いで読もうとすることは、いいかげんに読み散らかそうということであり、
それは、結局はなまけ者ということになるのです。」と書いてあります。
ここから、1の解答文の前半は
「性急に読むことは(① いいかげん)に読むことであり」
となることがわかります。
そして、それが、「(②)という思いを持っていないに等しいのだということ。」
と完成するような言葉を探します。
筆者はこの文章の中で、ゆっくり本を読むことの重要性を説いています。
35行目に「読書という行為は、最終的にはその人の生き方にかかわっているのです。」
とあり、だから63行目「人生をよりよく生きたい」ためにゆっくり読むのであり、
性急に読むことを否定しているのです。
つまり、性急に読むことは(① いいかげん)に読むことであり、
(② 人生をよりよく生きたい)という思いを持っていないに等しいのだと
いうこと、とわかります。
答え: ① いいかげん(5字) ② 人生をよりよく生きたい(11字)