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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第19回基本問題 1⃣問四解説

1⃣
 
【問四】
 
山頂から見下ろして耳をすますと、かっこうの声が聞こえます。
 
この時「しずかに」「ないている」というという表現は
 
どういうものなのか想像します。
 
注目すべき点は「しずか」なのはかっこうの鳴き声ではなく、
 
まわりの山の静けさだということです。
 
つまり、「ぼく」のいる山頂はかっこうの鳴き声以外
 
何も聞えないほど静かなのです。
 
かっこうの鳴き声と山の山頂の静けさを
 
対比していることから、選択肢をしぼりこみます。
 
すると、イ「まわりの静けさにすいこまれるように聞こえる」
 
が適切であることがわかります。
 
ア ×
 
「はるかかなたから弱々しく聞こえる」とあります。
 
山の下のほうから聞こえるかっこうの鳴き声が
 
「はるかかなた」から聞こえるという表現は適切ではありません。
 
ウ ×
 
エ ×
 
ウ「風に吹かれて、ふるえるように」、
 
エ「こだまして」という部分が適切ではないことがわかります。
 
 
答え: イ