ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年上第19回基本問題 2⃣問五 問六解説
2⃣
【問五】
「それさえ忘れていた」とありますので、
「それ」が指し示す言葉をたどっていきます。
すると、「去年もそこに咲いていた」
「紫大根の花」だということがわかります。
いつ、どこでという要素を加え、
より詳しく具体的に二十五字でまとめます。
答え: 昨年も紫大根の花が家の戸口の傍らに咲いていたこと。
【問六】
紫大根の花が静かな微笑を向けているのは、
そこに咲いていたことさえも忘れていた私です。
前年も同じところに咲いていたのに
忘れていた私のことを許すかのように
「微笑みの姿を見せている」と考えると、
エ「許してくれている」の選択肢が最も適切です。
また、ア「あわれに思っている」、ウ「あきらている」
というマイナス感情ははじめから外しておきましょう。
イ「なぐさめている」も第四連の
「花を咲かせて 咲くことの出来た自分自身に
静かな微笑を送っているのだ」
から考えると適切ではないことがわかります。
答え: エ